2013.08.08

秘密の湖

京都で織物を勉強していた25歳の時に見に行った「浜口陽三」の版画の展覧会。
パリの屋根、さくらんぼのシリーズが好きだ。
水天宮前にあるミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション。
彼がヤマサの10代目社長の3男というのは最近知った。
昨日やっとこちらの小さな美術館に行くことが出来た。

「秘密の湖」というタイトルで夏の企画展。
この展覧会の3人の作家の作品がとてもいい。
浜口の繊細さと共通するそれぞれの繊細さ。

池内晶子さんの赤い細いシルクのネットのような作品は
部屋の中に浮かんでいて1本なら細くたよりない糸が生き物のように
存在している。

一番刺激的だったのは福田尚代さんの作品たち。
色鉛筆の芯を削った言葉の残像のような夏の忘れ物のようなペールトーンの
作品。
そして栞をほぐした物体。
フエルトのように見える繭のような白いものが本の栞をほぐしたものだと
知った時、「言葉は粒子」というとらえ方が見えるカタチで表されていると思った。

原稿用紙の400の升目がきれいに切り取られているもの、消しゴムの彫刻、
折り畳まれた書物、針で無数に跡をつけられて丸まった紙、
ひとつひとつの行為が粒子という意味につながっている。

20130807himitu.jpg

キューレータのお嬢さんが詳しく説明してくださったので
とてもわかりやすかった。

ミュゼ浜口陽三
    ↑
こちらのサイトに入場券の割引券があるので印刷して持っていくと600円が500円になる。
カフェもあり、マーブル醤油味のアイスセット(ゴマ味と醤油味のアイスとコーヒー)
やチーズケーキセットなどがいただける。
こちらも入館すると割引券をいただけるので800円が600円とお得。
アイスは2つあるのでかなりのボリューム。
醤油の味はあまりしませんわよ。

お近くへ行かれたらどうぞ。

8月11日まで
11時~17時(入館は4時半まで)
水天宮前駅A3出口前。
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