FC2ブログ

タイムスリップ

2016-03-08

Tag :

実家の物置を整理していたら小学生の頃の作文と習字が出てきた。
1年生の絵日記もあり、懐かしくて母や兄と読み返した。

R0140037.jpg



5年生の時に「家族」をテーマに書いた文集

タイトルは「父の十八番」

父が勤めから帰ってきた。
「おかえりなさい」と母が言った。
続いて私と兄も「おかえりなさい」といった。
普通の家のお父さんなら「ただいま」というだろう。
けれどもうちの父はちがう。
どんな言い方をするかというと、「おう」と言うのだ。
小さい声で「おう」と言う。

父の「おう」は「ただいま」の代わりの言葉だと思う。
父はきっとはにかみやなのだろう。
だから「ただいま」って言えないんだな。
私が「おとうさん、いつも「おう」って言うね」と母に言うと
「そうね、きっとお父さんの十八番なのよ」といった。

私もそう思う。
父の「おう」という言葉。それは自然に父の口から出てしまういつもの言葉だ。
けれどもそれで父の心の中が見えると思う。
ちょっと頭に来たり悲しくなったりすると父の「おう」という言葉がうれしく感じる。

父はまゆがつりあがっていてこい。ちょっとみるといかめしい。
頑固おやじみたいだ。
だけど「おう」の一言で「あ、お父さんが帰ってきた」と安心する。
これは他の人に味わえない私の家庭の一つの楽しみである。
いくら優しい、いい人が「おう」って何回練習しても、
父の十八番をまねできる人なんかいない。

R0140038.jpg


家族でしみじみと父のことを思い出した梅満開の春の日でした。

R0140025.jpg

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター

プロフィール

reirei

Author:reirei
京都とフィンランドで織物を学び、絵画的なタピストリーやマフラー、テーブルリネン、帽子などを製作、発表、販売しています。
フィンランドのクビカス織りという技法で森やうさぎのモチーフのタピストリーを製作しています。
作品等はリンクの「アトリエ森響舎」をご覧ください。

ギャラリーでの展覧会のほか、注文制作も承ります。

2010年5月にアケボノインコの男の子をお迎えして毎日が育児。

好きなもの
「藤巻亮太」
「庭仕事」「カンテレ」「オカリナ」
コザクラインコ(ぴーち)2009.10永眠
アケボノインコのノアちゃん 2010.5.23お迎え

Reiko Kato

リンク

web shop

webshop(ACギャラリー)

amazon

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近の記事

最近のコメント

アフェリエイト

モラエルタメセル





LOHASなスィーツ

野菜がおいしすぎてびっくり。



私も使ってる便利な落としブタ


地球に優しい生活用品



ブロ友申請フォーム

この人とブロともになる

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索