2016.06.26

佐伯和子展 糸の葉 コラボレーションイベント

吉祥寺美術館にて開催中の「佐伯和子展 糸の葉」コラボレーション
コンテンポラリーダンスとコントラバスを観た。

佐伯さんの15000枚のミシンワークによる糸の葉とコンテンポラリーダンスとのコラボは
素晴らしかった。
入手杏奈さんと香取直登さんのダンスは糸のからまったり合わさったりするイメージを
佐伯さんの作品から感じとって表現したとのことだったが、
観る人によって異なる印象を与え想像が膨らむ。

さらにコントラバスの藤野俊雄さんの作曲した短いけれども印象的なフレーズが
ダンスとも作品とも会っていて私には祖国をなくした民が肩を寄せ合って
放浪しているかのような風景を感じさせた。
最初にピアニカで奏でたメロディはどこかスペインの小さな村のお祭りのようで
瞬時に異空間に引きこまれた。

佐伯さんの白から黒、グレー、その中に入っている青やオレンジなどたくさんの色とテクスチャーの
三角の糸の葉が、森のようにもみえ、さまよう魂や行方の定まらない悲しみにも感じた。

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写真、吉祥寺美術館ツイッターより

佐伯さんの作品が異なる分野の芸術ともなんの違和感もなく融合していくさまが
素晴らしく自然で、次のコラボの能楽もとても楽しみだ。

展覧会は7月18日まで
吉祥寺美術館
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